2014年1月27日月曜日

体操服のお話(小川)




朝起きて、コタツを入れて、お湯を沸かして、TVをつけて、レンジでチンして、ドライヤー、この辺りで必ずブレーカーが落ちます。

お風呂にお湯を沸かしつつ、ドアを開けたらもくもく湯気、この辺りで火災報知器が作動します。

洗濯機を、回したらすすぎの途中でピーピーピー、この合図で排水管が凍っているのに気づきます。


冬の我が家の生活は一筋縄ではいきません。また冬がきたなぁと、思う次第であります。



この時期になると小学校の頃「かぜの子マラソン」と題して、校庭を毎週決まった朝に走らされた事を思い出します。

僕の小学校には、半袖と長袖の体操服がありまして、冬には長袖の体操服を着ることが許されます。しかし、幼き日の僕はどうしてもその長袖の体操服のデザインが気に食わず、ダサいからといって買ってもらう事もしませんでした。半袖には肩の部分にラインが入っているのに、長袖には入っておらず、ただただ真っ白なそれなのです。半袖で我慢の朝です。どうしても寒さが長袖体操服を着たくないということに勝つことは無かったのです。

結局、僕が6年間長袖体操服に手を通す事は無く、4年生くらいの頃にはゆとり教育によって「かぜの子マラソン」が廃止されることになりました。


子供の頃のこだわりというものはどうも間抜けであって、その間抜けさが人間臭くて好きだなぁと、思う今日この頃であります。



月面クロワッサンのおもしろ演劇集「無欲荘」まであと5日。うわぁ!わぁわぁ!すぐじゃないですか!体操服のお話どころではありません。頑張ります。


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