作道です。来週、23歳になります。
今回は、出来るだけ多くの方にこの記事を読んでいただけたら、と思いながら書いています。
そのせいか、やや「よそ行き」な感じのする文章ではありますが、
ちょっと色々思うところを、熱く書こうと思っています。
最後まで、読んでいただけたら幸いです。
今年の7月から9月、僕たち月面クロワッサンが制作・著作を担当したドラマ「ノスタルジア」が、KBS京都さんにて、毎週土曜日、夜23時30分から放送されました。
脚本・監督は僕が。撮影や照明、編集チーフをメンバーの橋ケ谷が。
出演も、主演の山西竜矢をはじめ、月面クロワッサンのメンバーが全員出演し、ドラマの主戦力となりました。
そもそもこの企画。
僕たちが去年の秋にYoutubeにて、合計40分くらいのWEBドラマを作ったのをあげたところ、懇意にしていただいていた、KBS京都のプロデュ―サーの目に留まり、「企画書を出したら通るかもしれない」と言ってもらったことから、すべては始まりました。
月面クロワッサンは、普段は1年に2回くらいの演劇公演をしつつ、本当に時たま、カメラ片手に映像を作る、みたいなことをしていたのですが、
「演劇と映像、両方じっくりやってる団体ってあんまりないな」
と思い立ち、それでYoutube上にドラマを公開しました。
そうこうしているうちに、地上波で流れるチャンスがやってきたのです。
……それが昨年末。
今年の2月頃に、放送枠なども決まり、3月末日、クランクイン。
そこから試行錯誤、そして怒涛の編集地獄 (間には本公演もやりました) を経つつ、8月中旬、だいたいのシーンを撮り終え、クランクアップ自体は9月上旬でした。
「ノスタルジア」特設サイト
http://getsukuro.halfmoon.jp/nostalgia/
放送してみて。
まず、月面クロワッサンという、僕たち平均年齢23歳の団体に、製作の大部分を担わしていただいた、KBS京都さんの懐の広さ、を感じました。たぶん、異例だったと思います。
かなり、自由にやらせていただきました。
台本打合せも、最終的には僕の判断に任せていただいたり、演出もほぼ100%自由にやれました。
そして、そして、
無名の僕たちによる、低予算の「インディ―ズ」作品が、3ヶ月間、地上波で流れていたこと。
これは、全国規模から見たらとても小さなことだけど、実は新しい形のドラマだったんじゃないか、と少し生意気ではありますが、今では強く思っています。
普通は、テレビ局の、あるいは直属の制作局のカメラが映像を撮影し、編集し……
というのが、普通の形だと思うのです。
しかし僕たちが、企画から納品に至るまでのほぼすべてを、インディ―ズの形でやらせてもらえた。
編集や打合せは、すべて月面クロワッサンの事務所で行いました。
それこそ、Youtubeやニコニコ動画やSNS全般に、音楽や動画を自由に投稿できる時代です。
作品を、日常生活と近い場所で、経路で、形式で作って、発表できる時代。
ドラマも、そこまで自由とは言わなくとも、音楽や投稿動画に似た感覚で、(地上波で)発表できる時代なんじゃないかなあ、と思っています。
(僕の大好きな、サカナクションの楽曲製作は、すべて作詞・作曲・ヴォーカルの山口さんの自宅で行われているそうです。誰かの家で籠って作ったものが、オリコンで1位をとる時代に、音楽はなったのだなあ!と興奮しました)
今はワンクール終わって、まあ資金不足であるとか、キャスト・スタッフともに人手不足であるとか、技術面でも機材の不足など、僕たちが直面している問題は大きいです。
でも、
これからもこの挑戦を続けていこう、と、今僕たちは再度気を引き締めて準備にあたっています。
この挑戦を知ってくださる方が、また応援して下さる方が、京都、そして関西以外にも増えていくことを、そしてもちろん、見てくださっている方が、その挑戦と同時に、ドラマの中身ももっと楽しんでくださるように、僕たちは挑戦し続けようと思っています。
その皆さんの声が、上記の問題を少しずつでも解消していける術なのだと、
「インディ―ズドラマ」の面白味を拡大していける術なのだと思ってます。
それは今、ついていただけるスポンサーを僕たちが探していることや、あるいは京都・大阪以外にもこのコンテンツを生み出すにはどうしたら良いのだろうか?と悩んでいることへの手掛かりを、僕たちが探しているからです。
今回は、僕たちのことを知ってくださる方が一人でも増えたら!と思ってこのブログを書きました。
最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!
どこまで出来るかわかりませんが、格闘しようと思っています。
どうか、よろしくお願いします!
作道雄(月面クロワッサン代表/脚本・監督)
2013年10月8日火曜日
2013年10月2日水曜日
企画外企画、終わりまして、10月になって
企画外企画の四回目、終わりました!
幕が開いて、舞台がはじまって、客席にはお客さんがズザーっと並んで座ってくださっていて、その嬉しさは、やっぱりこの企画外はいつものと違うなあ、と噛み締めていました。
ありがとうございます。
秋になりました。
今は僕はデスクワークばっかりで、人と話したり、本屋に行ったりしています。
運動、という概念が異様に少なくて、ちょっとやばいな、と思ってます。
爽やかな汗を流す、ということがついぞ久しぶりで。
大学を卒業して、活動圏内が四条河原町周辺になって以来、自転車を漕ぐことすらほぼなくなったので。
運動をしようと思っている。
夜にはランニングでもしようかな。
メンバーは客演ラッシュ続いています。
9月上旬くらいからほぼ毎週末、誰かがどこかで本番をやっている。
今日も努力クラブさんに、稲葉俊が出ていた。
みんな忙しそうなのだ。
きっとそれぞれの時間にそれぞれのことを考えているのだろうな。
作道
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