2013年7月11日木曜日

大阪公演への危機感

大阪公演への危機感というテーマでブログを書くという企画なので書きます。太田です。
集客の危機感。

大阪は僕の育った街なので、高校や中学の友達や知り合いを呼ぶよっ!と公演が決まった時や、京都公演が終わった時や、なにか節目節目で大口を叩いていたのですが、まぁー…あまり呼べていない…。

というのも、これは言い訳になってしまうのですけど僕は現役の大学四回生なのです。老け顔ですが22歳なのです。ということは、友人たちも浪人留年していなければ就活生なのですよ!しかも夏というのはとても大変な時期だと聞きます。そりゃ普通の就活生は観劇している暇はないですよ…。

嗚呼タイミングの悪いこと。

まてよ、来年からは社会人になるのですね。うぷぷぷぷ。
ぷ_______。iii

みなさん、お時間あれば前日だろうと当日だろうとかまわないので僕に連絡ください!
こんなんでいいのかなぁ?みんなもっと書いてるんだろうなぁ。このブログ自体が危機感がスゴイです。

24歳。新人。


横山です。

新人と言いながらも既に月面クロワッサンに加入して半年は経ちます。

今回、大阪公演に向けての危機感について、メンバーそれぞれ思いの丈をぶつけようというわけなのですが・・・。初投稿ということもあり、とても緊張しています。

拙い文章になりますが、読んでいただけたら幸いです。

どう文章を書いたら良いものか分からなかったので、とりあえず思いつく限りの危機感を箇条書きにして、そこから対策を考えてみようと思います。

僕が見逃している危機が他に山ほどあると思うのですが、そこは本番前になんとか気づいて回避したいと思います。

では、

① 忘れ物をしたら京都まで戻らなければいけない。

② 間違って2ndさんでなく1stさんのほうに行ってしまったら・・・。

③ 荷物が多いので、汗かきなので、電車が満員だったらどうしよう。

④ 予約が全然はいっていない。


①は気をつけます。

②については、2ndへの道のりをおさらいすることで、不安を解消しようと思います。
大阪市営地下鉄堺筋線「恵美須町駅」1A出口を出て右手側(北です)に目を向けると地上にローソン。青い看板。さらに進めば道楽さん。その隣にあるのが2ndさん!これでバッチリです。

③については諦めようと思います。

④に関しては、これは本当に危機です。他の3つは危機の序の口です。入口に過ぎません。苦難です。苦難です。うーん、どうしたら良いのでしょうか。このブログが動員の手助けになればと思うのですが、今のところ全く手応えがありません。むしろ、不安が危機が。あぁ。

④は難題ですね。皆様のお力をお借りしなければにっちもさっちもいかない模様です。

楽しい100分をお届けしますので、どうかどうか、お時間ございましたら劇場まで足をお運びください・・・。

僕は本番に備えて台本を読んで、ストレッチをして、一人でも多くのお客様にオレンジのハイウェイを楽しんでもらえるよう力を尽くしたいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!



いざ大阪!!


だだーん。だっだっ、だむだむだむ(デンデッ)
                    だっだっ、だむだむだむ(デンデッ)

如何でしょうか、森麻子作曲・名付けて『進撃の月面調査員~あの日見た予約の数を僕達はまだ知ら以下略~』

中々衝撃的な重たい感じの音楽を奏でてみたわけなのです。
さてさて、本日は7月を11日過ぎました、7月といえばなんと我々月面クロワッサンが恐る恐るしながら大阪へ進出させていただこうという一大イベントです。

都の外ではありますが京都ですごしてきた森にとって、大阪は『ヒーヒッヒッ!京都弁も喋れぬ方向音痴の眼鏡ブスめ、迷え迷えェ!ヒーヒッヒッ!(背景に雷がピッシャァァン)』と言われているのではないかという無駄にスケールの大きい被害妄想を抱く勢いでドキドキの地なのです。

そこで何故こんな作曲をしたのか?
これは我々月面クロワッサンの心情を現したものなのです。
京都公演を経て一段と団結力がかたくなった我々ですが、初の大阪公演に至って予約が全然進んでいないのです。友達が5名程しかいない森はまだしも!!
そんな中このブログ実は中々に閲覧数がありまして、とても嬉しいです。

このブログをご覧になって、はたまたKBSドラマ「ノスタルジア」で更に興味を持って下さった方、はたまた大阪にお友達や家族がおられる方、月面クロワッサンはあなたをお待ちしております!!

調子に乗ってしまいました、お許しを。ひひん
しかししかし、今回は大阪公演に向け脚本、演出、舞台も新しくなり、見え方もだいぶ違うであろうNewオレンジのハイウェイになっているのです。

是非是非、夏の思い出に加えて頂けましたら光栄です。

長くなってしまいましたね
では、最後に皆さんも一緒に!!


だだーん。だっだっ、だむだむだむ(デンデッ)
                    だっだっ、だむだむだむ(デンデッ)

森麻子でしたー!!


ご予約、お待ちしております。


「オレンジのハイウェイ」京都公演がおわり、
KBS京都での連続ドラマ「ノスタルジア」 1回目の放送がおわり、

大阪公演にむけて、むけて走り出だしたわけなのですが、
もうそれは、それは地上を駆け抜ける波でドラマが流れて
京都と大阪の人々に月面クロワッサンというおいしそうな名前の劇団がある。
ということが知れ渡っていることとルンルンしていたのですが

ふたを開けてみると大阪公演の予約がてんで無いのです。
メンバー一同、お口あんぐりです。

もうこれは稽古どころではないわけです。
日々、我々はお客さんがいなければ稽古なんてしても、という思いと
いや、一人でも来てくれるんだから、みっちり稽古しないと、という思いのせめぎ合いです。

もう、自転車にも普通の顔じゃ乗れませんし、元気に漕ぐことができません。
ドラマで見せたようなアンニュイな表情もできません。クロワッサンも喉を通りません。
なぜか本番に向け声がガッスガスになってきてますし、鼻づまりが悪化しています。
昨日なんて朝起きたら、100件近くも迷惑メールが来ていました。

これもきっと予約が少ないから。

月面クロワッサン、そして小川にちからを。
ご来場ぜひ、お待ちしております。


小川晶弘 (オガワアキヒロ)

大阪にお邪魔するにあたって

どうも、大多数の皆さま、初めまして。
月面クロワッサンで最もメディア露出度が少ないと言われる男役者、稲葉俊と申します。
名前だけでも、以後お見知りおきを。


何でそんな奴がブログなんぞを書き始めたのかと言いますと、これはもう劇団きっての未曾有の大ピンチだからでございます。

大阪公演のご予約がね、寂しい状況なのでございますよ。
無いわけではないのです。
知ってる方、あるいはまだ見ぬお客様から、ありがたいことに既にご予約をいただいてたりするのですが、いかんせん今回の劇場、in→dependent theater 2ndという場所は広いですからね、客席が寂しいと大変なのです。

客席が混雑しすぎてても大変でしょうが、スッカスカだと、役者がふっと客席の方へ向いたときに、お客様とバッチリ目が合っちゃったりして、両隣の席の間にも余裕がありすぎるもんだから、完全に今私と目ぇ合ってるわーうっわー、みたいになって、お客様も役者もお互い気まずい感じになっちゃったりするかもしれません。それは避けたい!
できればお客様には、あれは私の方をガン見してるわけじゃない、きっと隣の人と目が合ってるんだ、というようなのと、あの役者、俺の方見てるぜいえーい、というような、複数の選択肢をご用意したいのです。そこらへんあいまいでいられた方が、みんな幸せになれると思うのです。


そんなわけで、みんなを幸せにするためにはお前の力が必要だ、ブログを書いてくれ、
てな感じで今回僕がブログを書くことになりました。

というわけではなく、動員が少ないよ、猫の手も借りたい、となって、普段出てこないんだからこんな時くらい出てこいや、てな具合で、僕のような輩が恐れ多くもブログを書いている、というわけです。

何にせよ、京都のお芝居を京都行かずに大阪で観られるっていうのは、ちょっとお得だと思うのです。
観に来ていただきたい。

大阪、まだまだ全然分からないのです。
どんなお客様に会えるのか、何が好きなのか嫌いなのか、やっぱりあんまり知ってもらえてないんだろうか、と。
でも、面白くなるよう日々努力しています。よりよく、よりよくしていっております。あと数日、よりよくします。
ぜひ、観に来ていただきたいのです!お客様に観に来ていただけることが、役者にとって最も励みになります。
大阪にお住まいの方も、京都公演を見逃したよ、という方も、はたまた一回観たよ、という方も。
面白くしております。ぜひにぜひに!

予約フォームこちらです。予約1件ごとにメンバーたちが滂沱の涙を流しています。
https://ticket.corich.jp/stage/apply.php?sid=45066

(稲葉)

おおさかー!

こんにちは!
劇団員の西村花織です。ブログ初登場でございます。
はじめまして!!
ブログかあ、何書いたらいいんかねえ、なんて思って登場できずにおりましたが、今回書かねばならぬことがありまして、満を持しての登場です。ふふふ。
さあさあ、何を皆様にお伝えしたいのかと言いますと。

いよいよ明日から、大阪のindependent theater2ndに小屋入りします。
初めての大阪公演です。初めてです。
どうか!どうか!観に来てくださいませ!!ということなのです。

もうね、みんなみんな言ってます。
劇団員みーんな言ってます。でもしつこく言います。

観に来てくださいっ!
大阪の皆さん!いや、もう全国の皆さん!

初めての大阪、西村は今とてもドキドキしています。
私は四年前に京都にやってきたのですが、京都で初めて舞台に立つことになった時と同じ感覚です。
私皆さんに受け入れてもらえるのかしら、大丈夫かしら…と毎晩毎晩、真冬でしたので毛布にくるまって不安と戦っておりました。
その時はプロデュース公演で、しかも参加者の中に京都で初舞台の人はいなかったので、とても心細かったです。

そして今は夏。
暑い暑い夜にタオルケットを握りしめて、同じように不安と戦っています。こわい!
でも今は、こうやって一丸となってブログを書いてですね、できるだけたくさんの方に観ていただきたいと叫べるようなところにおります。
心細くない!
みんなで戦っています。

どうかたくさんの方に観に来て欲しいな。
怖くて怖くてドキドキしながら迎える大阪公演、たくさんの方に見届けていただきたいな。
毎日稽古しながら、そんなことを考えています。

はああ、ドキドキ。止まらないドキドキ。
初めましての方も、一度でも観に来てくださった方も、大阪という私たちにとって新しい場所でお会いできたら嬉しいです。

西村でしたっ!

2013年7月10日水曜日

ブログ

どうも、どうも。

今日ブログを書いたのは、もう、ご予約の数のシビアさにしびれをきらしているからなのですね。
危機です。




月面クロワッサンには鉄砲を持ったスタアはおりませんので、
なんとか劇団員みんなで協力をして、危機を回避していかなければならないのですね。
件のエアフォースワンのように救っていただければありがたいのだけれど。
ハリソン、ねえハリソン。ハリソン、こっち向いて、ハリソン、ハリソン、レッドカーペットなんて歩いていないでさ。ねえ、ハリソン。このハリソン、という文字の並び、すごいですねえ。字が汚い人が直筆したら、ハリソンかリソンソかハソソンかハソリソかハンンリかンソリリかソハンソかリリアンかわかんないですもんね。ハリソンリソンソハソソンハソリソハンンリンソリリソハンソリリアン。
リリアンは違いますね。ごめんなさい、リリアンは。


あのね、でもね。
京橋にはグランシャトーがおますが、京都には月面クロワッサンがおます。
なので、なのでというのもおかしいけれど、月面クロワッサン、是非に見に来ていただきたいのです。

なんだか動揺が文章ににじみ出てしまいましたね。読みづらい文章、失礼しました。



ああ、あの、このままでは、まずいのです。多分。ご予約。
いやあ。本当に恥ずかしながら、なのですが。

面白くないぞ。と思わせることのないように、全力で残りの稽古に取り組もうと思っています。

真面目なところは他の劇団員にゆずることにしまして、僕はこんな感じで。


いや、改めまして、どうか月面クロワッサン「オレンジのハイウェイ」大阪公演、よろしくおねがいいたします!!

(丸山)

2013年7月8日月曜日

演劇をやります

作道です。


ドラマ一話、放送終わりました。
今週末は再放送です。

企画・脚本・キャスティング・撮影・音楽・編集・制作、ほぼすべてを自分たちでやっています。
挑戦の連続です。
まだ撮影は8月上旬まで続きます。

KBS京都がうつる地域の皆さん、どうかぜひ見てください。
最終話は、9月18日放送です。

どうか3ヶ月間、お付き合いください!



さて、第一話の再放送が放送される13日、そして翌日の14日に、大阪のインディペンデントシアター2ndにて「オレンジのハイウェイ」大阪公演です。

劇団としてはじめての二都市公演です。
予約数が芳しくない、ということで、ちょっと長くなりますが、色々書きます。

大阪公演、本当に「はじめまして」のお客さんに、月クロをいっぱい知ってほしくて、見に来てほしくて、書きます。もしお時間あれば、読んでください。


大阪公演をやるに至った経緯。
これは簡単で。

昨年の京都公演で、京都に来ていただく大阪のお客様が増えていることがわかり、かつ大阪のお客様のあったかさに触れることもあり、僕の希望で、大阪でも公演をやりたい、と劇団ミーティングで発表。
二都市公演、という言葉の響きは特に考えず、「いいねえ」といった感じでメンバーたちも盛り上がり、即決しました(もちろん、制作の浅田とは色々話し合いをしましたが)。


それから数か月。
KBS京都での連続ドラマの製作と並行して、
稽古の前にPVを撮影したり、
(公演PV http://www.youtube.com/watch?v=pVnYWjvrTPs )


5月頭に「オレンジのハイウェイ」の稽古が京都芸術センターにて始まり(これも初めて尽しで今回、京都芸術センター制作支援事業で公演をやらせていただいています)、

6月21日~24日、京都公演。

「月クロ史上最高速度演劇」と銘打ち、6ステージやりました。
立誠小学校音楽室の客席がいっぱいになるステージもいくつか出まして、一つ一つを確かめがら京都公演を楽しみました。
(ツイッターでの感想まとめです http://togetter.com/li/527978


そして迎える大阪公演。
新たに舞台美術に、京都のナントカ世代さん、そして悪い芝居さんの次回公演「春よ行くな」の美術を担当される丸山ともきさんを迎え、照明・音響も、プランを一新してもらい、
完全にNEWバージョンで稽古してきました(もちろん、台本も大幅に書き直した部分があります。昨夜脱稿しました)。


再演のようなつもりで稽古してきました。
そして自分たちのレベルで精度を上げてきました。



「オレンジのハイウェイ」
―いつだって僕らを待ってる、まだ見ぬ新しさよ―


今年の春、僕を含め大学を卒業したメンバーが多く、ちょっとしばらく演劇やりながら生活してみるか、という団体になって。
そのタイミングでKBS京都さんでのドラマが決まり、

演劇とは?映像とは?
といった問題や、
僕らが演劇をやる意味とは?ドラマをやる意味とは?

という問題に結構な角度で直面しました。

直面し、わからないなりに自分たちの演劇を、旗揚げ以降のすべてを見直し、洗い、取り出し、洗い、取り出しを続けてきました。


結局、演劇が好きである、というこの恥ずかしい一言に尽きます。

ドラマの撮影が終わり、稽古場に向かうときの、疲れてはいるけれど、さあ今日は何をブラッシュアップしようかと考える時のあのワクワクは、もう恥ずかしいけどめちゃめちゃあるなあと。


演劇が好きな、そして映像つくりも好きな、どっちも辞めれない、選べない団体の作る演劇作品です。
会話劇です。
笑いやストーリー展開など多い、群像劇です。

そして今回は、ハイウェイを舞台にした、「今」と「未来」の物語。
ネタバレを避けるため、これくらいしか書けないのですが。

でもたっぷり準備をしてきました。
面白いと思います。少なくとも、これが「今の僕たち」だ、と言える作品になったと思っています。


新しさを。
まだ誰も見たことのない、まだ見ぬ面白さよ。

僕らを待っている、まだ見ぬあれこれを。


大阪公演、どうかお友達、ご家族、恋人、好きな人、みんな誘って見に来てください。
インディペンデントシアター2nd。


ご予約↓

http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=45066







2013年7月4日木曜日

連続ドラマ「ノスタルジア」、もう間もなく

作道です。

今、「オレンジのハイウェイ」大阪公演へ向けての演出プランやスタッフワークの変更点の整理など、公演のことでてんてこ舞いですが、

明後日6日から始まります。
月面クロワッサン、初めての地上波連続ドラマです。

地上波。

慣れないですね。
劇団としてぜんぜん売れてない、なんならクソ若輩ものの平均年齢22歳の集団が地上波でドラマをやってしまうわけですから、もう時代のおかげというか、技術のおかげというか。

テレビガイドさんにもピックアップしていただきました。
山Pが表紙の週刊テレビガイドの33ページです。

テレビガイド。

慣れないですね。


もう慣れないこと続きで、とりあえず日々手探りでやってます。
もしよければ作品を見て頂ければ。
面白いと思っていただければ、応援していただければ。


ドラマは皆さん、予約録画をしてください!
リアルタイムでなくても大丈夫です。
予約録画で!ゆっくり時間ある時に見てください!

一応、中学校時代から、毎クール4、5本の連続ドラマを見てきたこの、僕なりのこだわり、みたいなのをちりばめています。
「浦島太郎」サスペンスです。


http://getsukuro.halfmoon.jp/nostalgia/index.html

2013年7月3日水曜日

今日も稽古でした

今日の稽古は大阪公演に向けて素敵な脱皮ができたような稽古でありました。

よい気持ちがしています。
よい。

こういう稽古を繰り返しながら大阪公演に臨んでいきたいとおもうのです。

前向きなことを書いていますね。
僕は元来前向きな人間ではないのですけれど。

だから後ろ向きなことも書きますね。
今朝、午前3時くらいにものすごいにわか雨、があったのですけれど、あったのですけれど、と書いたということは、起きていてにわか雨を知覚しているということなのですね。
起きていたのです。
いかんせん僕は不眠症気味でありまして、そのにわか雨の瞬間もじっとりと湿った布団の中で、まんじりともせず、アルバイトが嫌だ、などと考えていたのであります。

その中で突然の豪雨。
前日の夜に洗濯物を干していたことを気づくのに時間はかからなかった僕でした。
しかし僕は湿った布団から出て洗濯物を取り込むことができませんでした。
雨に濡れ行く洗濯物に憐憫の情は抱くものの、僕の太った体はさらにその重さを増したように湿った布団に落着き払って泰然と存在しているばかりで、まったくもって洗濯物を取り込むことをしないのです。
洗濯物を取り込んで、部屋干しにして乾かさないと着る服がないぞ、ということはわかっていたのいですが、どうしても動けないのです。めんどくさいのです。動きたくないのです。
ただただ、何もせず、雨音だけが響く午前3時でありました。

そしてそのまま朝になりまして、アルバイトに強制的に湿った布団から追い立てられ、洗濯物は雨に濡れているので、部屋の隅につくねてあった、前日来ていた酸っぱいにおいのするTシャツを着て、アルバイトをして汗をかいて、酸っぱい酸っぱい体を連れて、今日は稽古場に行ったのです。

これは稽古場での良き脱皮が無ければ、もう、僕は僕のこの感じに鼻の奥がツーンとして心がずししんと沈んでしまうところでした。
すんでのところで稽古に救われた気持ちですよ。
いやはやいやはや。


後ろ向きなこと、書いてみたのですけれど、最後は前向きになりましたね。よそ行きの文章というやつですか。そんなこともできるのですね。僕は。

とにもかくにも、大阪公演、完全に前向きで!とは後ろ向きな人間な僕は言い切れないですけれど、ゆらゆらしつつ、でも面白くしたいということは間違い無いので、一生懸命タタカイを挑んでいこうと思っています。さまざま考え抜いていきたいです。

今は事務所にいるので、家に帰って雨のしたたる洗濯物を洗濯機にぶちこんでぐるぐる回して乾かしてやろうと思います。
そうでないと明日の僕はどれほど酸っぱくなるかわからないですからね。
ちゃんとしないといけないです。

それでは失礼します。

(丸山)


2013年7月2日火曜日

ブログ

今から稽古なのですが、アルバイト終わりに少しだけ時間ができたので、ブログなど書こうかしら、と思った今であります。


一昨日、努力クラブさんのアフタートークに出演しました。ボンク☆ランドの西マサトさんと努力クラブの合田団地さんと三人でおしゃべりをしまして、とっても楽しかったわけなのです。
ボンク☆ランドはよい国であるし、努力クラブはよいクラブであると思います。
月面クロワッサンも、よいパンにならねばなるまいぞ、ならいでか、ならずにはおれぬ、と思いました。

よいパンとは何か。

定義が難しい。
おいしいパン、などはよいパン、のような気もするが、おいしいパンでも添加物の具合などがあるし、オーガニックなパンだっておしゃべりなおばちゃまたちが作っていておばちゃまたちの唾が混じっていたらこれは嫌だし、おばちゃまたちがみんな僕の好きな木村多江みたいのならいいのだけれど、そんなことはないだろうし、木村多江はあんまりしゃべらないだろうから唾はパンには入らないだろうし、なんというか木村多江なら唾でなくて青酸カリなどをパン生地に練りこみそうだけれど、悲しそうに笑いながら。そうなると僕ことデブなどはアーモンドの香りに惹かれて青酸カリパンを買って食って死んで親を悲しませてしまうので、やっぱりよいパンの定義というのは難しい。


じゃあ逆を衝いてわるいパンを定義しよう。
わるいパンを定義しきることによっておのずとよいパンの実像があぶりだされるはずだから。
ひとつづつあげていこうと思う。

わるいパン、わるいパンはまずいパン、まずはまずいパン。
そしておいしいけれど、カロリーが高いパン、太る、わるい。
値段が高いパン、2万円くらいするパン。自分より価値の高いものを食べるのは気が引けるので、わるい。
逃げるパン、買うと逃げるので、買ったお金が無駄になる、わるい。
岩のパン、硬い、わるい。
発情期のパン、繁殖する、増える、部屋が狭くなる、わるい。
亡くなったおじいちゃんの顔をしたパン、パンに涙がにじむ、ちょっぴり塩味のふやけたパン、わるい、ふやけるのがとくにわるい。
アンパンマン、僕は不潔なので殴られるだろう、わるい。
中国のパン、こわい、わるい。
パンとしての自我が強いパン、女子高生にくわえられて、街角でかっこいい男とぶつかることだけを夢想しているパン、時代錯誤、わるい。
血の通ったパン、食べると血が吹き出す、母の掃除が手間になる、わるい。
笑うパン、パンにまで笑われるのか、わるい。
そばはパンではない。
古いパン、よくないベテランの意識、わるい。
いつもコロッケパンを購買に買いにいかされていた中学校時代、わるい、同級生に土下座をした経験がある、わるい時代だ。
宇宙パン、でかい、過ぎる、わるい。


わるいパンは多い、きりがない。



よいパンといえばわれわれである、と、人々が、よいパンの定義づけをする際に回り道をせずにすむような、そういったわれわれになりたいですね。


今日も稽古へ行っていろいろと考えてみます。
よいわれわれになりたいですからね。

ちょうどよい時間になりましたので、このあたりで失礼いたします。

京都公演、ありがとうございました、大阪公演、頑張ります。


(丸山)