2013年7月2日火曜日

ブログ

今から稽古なのですが、アルバイト終わりに少しだけ時間ができたので、ブログなど書こうかしら、と思った今であります。


一昨日、努力クラブさんのアフタートークに出演しました。ボンク☆ランドの西マサトさんと努力クラブの合田団地さんと三人でおしゃべりをしまして、とっても楽しかったわけなのです。
ボンク☆ランドはよい国であるし、努力クラブはよいクラブであると思います。
月面クロワッサンも、よいパンにならねばなるまいぞ、ならいでか、ならずにはおれぬ、と思いました。

よいパンとは何か。

定義が難しい。
おいしいパン、などはよいパン、のような気もするが、おいしいパンでも添加物の具合などがあるし、オーガニックなパンだっておしゃべりなおばちゃまたちが作っていておばちゃまたちの唾が混じっていたらこれは嫌だし、おばちゃまたちがみんな僕の好きな木村多江みたいのならいいのだけれど、そんなことはないだろうし、木村多江はあんまりしゃべらないだろうから唾はパンには入らないだろうし、なんというか木村多江なら唾でなくて青酸カリなどをパン生地に練りこみそうだけれど、悲しそうに笑いながら。そうなると僕ことデブなどはアーモンドの香りに惹かれて青酸カリパンを買って食って死んで親を悲しませてしまうので、やっぱりよいパンの定義というのは難しい。


じゃあ逆を衝いてわるいパンを定義しよう。
わるいパンを定義しきることによっておのずとよいパンの実像があぶりだされるはずだから。
ひとつづつあげていこうと思う。

わるいパン、わるいパンはまずいパン、まずはまずいパン。
そしておいしいけれど、カロリーが高いパン、太る、わるい。
値段が高いパン、2万円くらいするパン。自分より価値の高いものを食べるのは気が引けるので、わるい。
逃げるパン、買うと逃げるので、買ったお金が無駄になる、わるい。
岩のパン、硬い、わるい。
発情期のパン、繁殖する、増える、部屋が狭くなる、わるい。
亡くなったおじいちゃんの顔をしたパン、パンに涙がにじむ、ちょっぴり塩味のふやけたパン、わるい、ふやけるのがとくにわるい。
アンパンマン、僕は不潔なので殴られるだろう、わるい。
中国のパン、こわい、わるい。
パンとしての自我が強いパン、女子高生にくわえられて、街角でかっこいい男とぶつかることだけを夢想しているパン、時代錯誤、わるい。
血の通ったパン、食べると血が吹き出す、母の掃除が手間になる、わるい。
笑うパン、パンにまで笑われるのか、わるい。
そばはパンではない。
古いパン、よくないベテランの意識、わるい。
いつもコロッケパンを購買に買いにいかされていた中学校時代、わるい、同級生に土下座をした経験がある、わるい時代だ。
宇宙パン、でかい、過ぎる、わるい。


わるいパンは多い、きりがない。



よいパンといえばわれわれである、と、人々が、よいパンの定義づけをする際に回り道をせずにすむような、そういったわれわれになりたいですね。


今日も稽古へ行っていろいろと考えてみます。
よいわれわれになりたいですからね。

ちょうどよい時間になりましたので、このあたりで失礼いたします。

京都公演、ありがとうございました、大阪公演、頑張ります。


(丸山)






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