2014年2月10日月曜日

清潔感との距離の取り方に自覚的になりたいです(丸山)

今日は女三人芝居の初めての稽古をしましてですね、なかなかによい風合いを感じることができましたので、これは非常に良かったのです。



僕の話を書くと。

中学高校と、女とコミニュケーションをとることはおろか、口をきくことも目を合わせることもできなかった僕なのですけれど、今日なんていうのは、狭い部屋で女たちと向き合い、演劇の話をしていたり、自分で書いた気色の良くない文章の解題をしていたわけでありまして、これは隔世の感がびんびんばしりばしりと湧き起こるのであります。



今でも思い出します。
僕が中学生の時に教室で、クラスメイトのジョークに爆笑したぼくの鼻から蓄膿まがいの半液体が飛び出して、Sさんのスカートにべっととついて、泣きながらぶちぎれていたSさんの顔と、それをなぐさめる女たちの顔、ジョークを発したクラスメイトの侮蔑の表情、サッカー部の男たちの『キッショ!』の視線の嵐、教室の水槽のコポコポという音。

中学生時代はそんなことをしたり、朝礼で屁をこいたり、剣道部の朝練で臭かったり、学生服のカラーの部分のフケであったり、肥り、であったり、様々な観点から、中学生の間でかなりの勢力を持っている、清潔感、というような概念に反する、真逆のパーソナリティをまとって生活をしていたので、どうにもこうにも、女と話すなんてことは、とてもとても考えられないようなことでした。


まあ、この清潔感と真逆のパーソナリティを今現在払しょくできているのか、というと、それは自信はあんまりないけれど(清潔感を持つことに対する努力に関して前向きではあるのですよ)。

少なくともあのころのあの感じと、あの感じに対する周りの人のあの感じ、あのころのあの感じに対する周りの人のあの感じを見ているあの感じの僕のあの感じについては、深く僕のルーツであると思います。


そういうルーツを持つ僕が、女たちと話しをして、女たちを使って、気色の良くない言葉を言わせたりするのだから、演劇なんていうのはとても面白いものだなあ、と感じるのです。


山西君と小川君との二人芝居はおそらく清潔感があるのだろうなあ、と思います。清潔感のエロ。さわやかエロ。

今から、どんな食い合わせになるのか、とても楽しみです。

「強く押すのをやめてください」「同情セックス」
よろしくお願いいたします。


あと、横山君の一人芝居も今週末です。
「すてき」
というタイトルです。

残りのおもしろ演劇集をどうかよろしくお願いいたします。



磯山さやかさんの画像をのせておきますので。


















では。

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