2013年6月6日木曜日

蒼さと


劇団で公演をする、ということにどれほどの意味合いが、また重要性が、大変さが、気楽さがあるのだろう。

別に悩んでいるのではなく、ただそのことにじっくりと耳を澄ましつつ、目をこらしつつ台本を書くことがなにかしら数年後の自分を救ってやれるような気もするので、ぼんやりと考えている。

そうして突き当たってくるものは、

「今」

はどんな時代なんだろう?

「22歳」

はどんな年齢なんだろう?


「地震」とか「若さ」とかでそれぞれ置き換えたくはない、何かを僕はとにかく思っていて、
で、それは当然のごとく「言葉」にはならないから、台詞にもいわんやストーリーにもならない。

ただ稽古の合間に呼吸をするようにメンバーと話して、確認して、迷いつつとりあえず進むしかなくって。

そしてそれと並列できるかわからないけれど、

「人がやったことじゃないことをしたい」
とか
「見たことあるものはやりたくない」
とか

あって。

当然、それは笑いのボケや突っ込みのノリ一つしたってそうやし、
自分の中から湧き上がってくるもの、
普段の解釈
が試されていて、

それはきっとつまり。

自分の中でルールを作って、お客さんに判断してもらって。
今回完成しないかもしれないけれども、
でも強烈に思っているイメージとかはきっちりとあるので、台本に落とし込んで稽古していこうと思う。


今日も撮影で移動の車の中、台本を書きながら思っていた、こと。


作道雄
06.06 深夜




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