2013年6月13日木曜日

ドラマと演劇と

KBS京都さんにて7月から連続ドラマをやらせていただくことになった。

全6話、脚本と監督(演出)をやっています。
正直、カメラのことは、もう映像を初めて6年経つのに、ぜんぜんわかっていない。
カメラはもちろん、照明や録音のこと、要は技術的なことは僕は何も持っていない。

だから、「こっちの方が良いかな」っていう判断をなるべく的確に、なるべく早くに行って、そして役者への指示を中心に現場を回すことが現在の僕の仕事だ。

技術とかは撮影・編集担当でメンバーの橋ケ谷に任せているし、カメラワークも、僕が雰囲気と役者の演技演出を伝えて、そこから彼に考えてもらい、最終的に相談して決める。

要は僕は彼が出してくれる意見に、GOサインを出したり、修正をかけたり、異を唱えるだけだ。
絵コンテを切ったことはこれまで一度もない。

そんな22歳の監督がいていいのだろうか?
と正直なところかなり悩んでいる。

悩みつつ、脚本を書きつつ、直しつつ、現場に行きつつ、編集画面を覗き込みつつ、全体を俯瞰しつつ。
挑戦の連続。

テレビをひねったら見れます。
また予告とかWEBとかできたら。

http://getsukuro.halfmoon.jp/news/nost.html



そして今日ちょうど、ED曲の発表もあり、2週間前に祈るような思いで100曲弱を聴き、
これは本当に、ラスト、一番最後に聴いた曲、それが「曇り空の果て」だった。

その場で立ち上がって喜んだ。
すでにED映像の素材は撮影したあとだったので、それに合うものをただただ探していたので、運命的なものすら感じた。

ミナワさん。
勝手に、女性ヴォーカル版サカナクションなのかな、と思いつつ。
今度ライブに行くのが楽しみだ。

http://minawa-web.com/



「オレンジのハイウェイ」の稽古も佳境。
台本がほぼ全部書けて、あとはラスト10分の調整。

脚本と演出をしています。

稽古期間は40日でしたが、うち20日はメンバーに脚本のことを相談しながら稽古していた。
理想の稽古だったと思う。
役者には不安と負担もかけたけど。
今は全員、考えながら台詞の按配を調整してもらっている。

スタッフ打ちも本格的になりつつある。

今日ふっと演出しながら、スタッフさんと話しながら思ったけど、なんだかこう、映像の方が、立ち上げていく、というイメージで、演劇はなんだかこう「まぶす」みたいなイメージだな、という気がした。

舞台上という端から切り取られた空間に、上から色んな要素をまぶしてやる、というか。
あるいはダイナミックなところだと、風を起こしてやる、とか、重力を与えてやる、とか。

なんだかそんな目線で、演劇はずいぶんリラックスできるんじゃないかなと。

チケット予約が、もう書いてしまうと、今一歩らしい。
ぜひとも、見に来て下さい。

http://getsukuro.halfmoon.jp/news/highway.html

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